SIDE BY SIDE

写真家としての処女作となる写真集です。2011年から2014年までの間に、フィルムカメラのcontax T2で撮影した写真で構成されています。

 

出版レーベルでの紹介文は、以下です。

「日々の出会いの集積によって偶然に現れてきた写真の連なりであり、他にも点在しているであろう多くの物事をも連想させる。表紙も次への連なりを予感させるつくりに。」

当時、住んでいた実家や勤めていた会社までの通勤の道のり、休日に出掛けた時など、日々の生活圏内で、常にカメラを持ち歩いて、「撮りたい」と思った瞬間を切り取っていました。プリントされた写真の束を見返した時に、「写真集」にしたいという想いが湧いてきました。

 

最初は自分でデザインをして、自費出版しようと試みていましたが、納得のいくものができずにいました。ちょうどその時に、DOOKSの相島大地さんに出会う事ができ、お願いすることになりました。
テーマ性がない中でも、「並べる」という切り口はアイデアとしてあり、自分で考えていた写真のセレクトと並びをもとに、このようなデザインにしていただきました。

​あえて言葉は入れずに写真と奥付のみにしており、ここに書いている補足的な説明はなしに、写真を「見る」ということに集中できるよう、ご覧になる方それぞれの視座で捉えて欲しいという事だったのかなと思っています。表紙に「SIDE B」裏表紙に「Y SIDE」と連なるようにしており、僕にとっても「次」を意識する作りになっています。またパステルカラーの色合いも、写真の明るさの移ろいにあわせていただいています。

「編集」が変わるだけで、1枚1枚の写真の見方が変化し、日々切り取っていた視点を再認識する事ができました。構図だけでなく、無意識に何に反応するか、反応したいのかという自分の欲望に気づく事ができました。この写真集が生まれたことにより、写真を撮る時の気持ちも変化していき、それもまた次の連なりを意識することになりました。

Published by DOOKS.

21.0 x 28.5 cm, 16 pages,

Soft cover, Offset print
Publication date: May 2014

Edition of 100

1,100yen (tax inclued)