Mayuko Ogawa

先日、藤ガラス工房( @fuji_glass )の後藤洋平さん( @gotoyohei_ )、石塚悠さん( @harukaishizuka )夫妻のお誘いで、硝子作家の小川真由子さん( @ogawa.glass )のアトリエにお邪魔してきました。
僕は、後藤さんと以前から交流があり、小川さんは3人が通われていた富山ガラス研究所の後輩にあたる方です。
半年前に独立されアトリエも構えられたとの事で、「一緒に見学にいきませんか?」とお誘いいただき、ついていきました。
小川さんの作品を見るのも、お会いするのも初めてでしたが、快く撮影と掲載許可もいただき、今回写真も投稿しています。
こちらの写真は、型から取り出して、削って整える前の状態です。作品は、小川さんのアカウント( @ogawa.glass )、HPでぜひご覧ください。
小川さんは、パート・ド・ヴェールという技法で作品を作っていて、言葉で表すと、
「石膏で型を作り、そこにガラスの粒を入れ、型ごと焼成し、型を壊してガラスを取り出す」方法。
硝子の作品を作る技法の中でも、かなり手間のかかるようです。
なぜそのような技法で作品を作られているのかなど作品に関する深い事象については、次回お会いした時の楽しみにすることにした。
桑沢でプロダクトデザインを学んだ身としては、型を成型して焼成して、また削って形を整えるという一連の仕事に魅力を感じてしまいました。
そして、これは言っていいのかわからないんですが、無印良品の乳白色や梨地色を基調とした収納用品で整えられたアトリエ空間の佇まいにも、どこか小川さんの作品や性格を感じる事ができた気がします。
また改めて、きちんと展示空間などで、小川さんの作品を拝見したいなと思いました。
はるばる茨城までのドライブも楽しかったです。後藤さん、石塚さん、ありがとうございました。