GENKYO 横尾忠則 / MOTコレクション Journals日々、記す 特別展示:マーク・マンダース 保管と展示

※掲載している写真は、撮影許可エリアでのみ撮影したものを使用しています。


2021年7月17日(土)から 2021年10月17日(日)まで、

東京都現代美術館で開催されていた、以下2つの展示に行きました。


「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」

「MOTコレクション Journals 日々、記す / 特別展示:マーク・マンダース 保管と展示」


横尾忠則さんの展示は、箱根彫刻の森美術館で、2016年に開催された「横尾忠則 迷画感応術」と

町田市立国際版画美術館で、2017年に開催された「横尾忠則 HANGA JUNGLE展」以来です。


今回は、60年以上に渡る活動の集大成ともいわれる展示で、

少しお腹空いた状態でいったのもいけないのですが、終始圧倒され続けて、

違う胃袋がお腹いっぱいになりました。


総じて、こういう世界を見たことがあるもしくはイメージができているから、こういう絵が描けるのだな、と強く思いました。現実世界とはかけ離れているように見えても、きっとこういう世界が実在するかのように僕には感じました。


それと滝の絵を描くために、収集された滝のポストカード、1万枚を使った

インスタレーション展示が、僕にとっては一番グッときました。

世界にはこんなに滝があるのかということと滝のポストカードがこんなにあるのか

そして、滝をポストカードにする通年みたいなところに、横尾さんが、滝を描くというところにも

通じている気がして、「滝」に人間の欲望が何かあるような気がして、気になるようになりました。


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今回、もう一つのコレクション展で、気になった作品が2つありました。

河原温「岡崎和郎氏に送られた83通の絵葉書 "I GOT UP"シリーズ」(1968-1979)

河原温の起床時間を、岡崎和郎の滞在先のポストカードにスタンプして送ったものです。

島袋道浩「人間性回復のチャンス」(1995)

https://shimabuku.net/thechancetorecoverourhumanity/


阪神淡路大震災が起こった直後に、友人の家に掲げられた看板です。

偶然にも3月11日に撮られた写真。

所蔵されている国立国際美術館の主任研究員橋本梓さんによる解説動画もありました。

こちらを視聴いただくとこの作品について理解できると思います。

どちらも、まだ続くコロナ渦において、改めて注目される作品だなと思います。


そして、なんとなくですが、アート作品のもつ意味や価値というのを、こういう混沌とした世界にいる状況で、改めて感じ始めています。


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