野村浩平 / 愛でる


※展示写真の掲載は、作家ご本人より許諾いただいています。


2021年10月1日(金)から、10月30日(土)まで、東京・西麻布のレストラン「plate tokyo」にて開催された野村浩平さんの個展に行きました。


今回は、野村浩平さんの絵の他、陶芸家の石井啓一さん @ishii_chang の花器や器も展示販売されていました。花器には、plate tokyoの猪飼綾乃さんが花を生けられていました。


のむさんこと野村浩平さんは、妻の学生時代のアルバイト仲間です。そんなご縁で僕も、数年前から仲良くさせてもらっています。初めての出会いは、僕の2016年の個展の時で、のむさんの絵を初めて見たのは、確か2018年に写真家のきくちよしみさんと二人展をされていた時でした。


のむさんが絵を描き始めたのは、2013年からで、およそ6年前くらいから創作に力を入れ始めたそうです。

今回の展示は、「愛でる」というタイトルでお花の絵と「○○の花」というタイトルと短い言葉が添えられていました。



例えば・・・



Blue Flowers_蒼い花々 

A collection of charms_どこをどう切り取ろうが魅力





























Earth flowers_大地の花々 

Be beautiful like a flower_花のように生きている





























絵と放たれた言葉を行き来しながら、反芻し、自分に重ねる人が多かったのではなかろうか、と思う。実際に展示に訪れることなく、instagramに掲載された写真を見て、びびっと感じてしまい言葉を見て、作品を購入された方もいたそうです。


のむさん自身が絵を描き始めたきっかけが、自分の浄化や解放のために、という事。現在、先行きが不透明な状況に、今を愛でているその気持ちが絵に込められている気がして、混沌とした今だからこそ、誰かの心に響くんじゃないかな、と感じる。

絵や言葉に何かパワーを感じ、それを誰かが受け取る、みたいな交流が図られていた気がした。みんなが手をとりあって繋がっているんだよというスピリチュアルなものを僕は感じた。



----展示について----


「愛でる」


2021.10.1 Fri −10.30 Sat

日曜定休


-


野村浩平

https://www.instagram.com/nomurakouheino/


plate tokyo プレートトキオ

https://www.instagram.com/plate_tokyo/

https://www.instagram.com/galleryplatetokyo/

東京都港区西麻布2-10-1 西麻布アジアビル1F


野村さんのinstagramの投稿より引用


愛でる


遠く、先のことまでみようとすると不安になる。今していることを無意味と感じてしまったりする。でも、だから、目の前のこと、身の回り、日々の生活を大切にしたい。日常は、よくみると奇跡で成り立っている。あたりまえなんてない。平凡を、毎日を、暮らしをすみずみ愛でようと思う。暮らしに花を。心に花束を。


ーー


野村浩平


2013年頃より自分の解放や浄化のために家にあったクレヨンなどを使って絵を描き始めました。2015年に初めて個展をひらき、以後、毎年どこかで個展をしています。コロナ禍ということもあり、これまで以上に自宅にいることがふえ、絵を描くことが日課になっていました。「愛でる」の文章は、目下の自分の率直な心境、想いです。先行きが不透明な今とは、”私たち”の過渡期なのではないかと思います。先々のことや遠い世界を夢見ることも大切と感じますが、それ以上に、目の前の、ありふれた「ケ」なる生活を今一度見つめ、徹底的に愛したい。その毎日に、花や絵などがあったらどんなに素敵だろう、そう思うのです。

閲覧数:15回